緑のカーテンについて知ろう!壁面緑化って?

壁面緑化って何をするの?

壁面緑化とは建物の壁面を覆うように植物を生育させることです。主に朝顔やトマト、キュウリ、ヘチマといった蔓植物が用いられています。日差しを遮る効果があるため、用いられる植物は秋から冬にかけて葉が落ちるタイプのものが好まれます。冬も葉が落ちない植物もありますが、それでは冬も太陽光を遮ってしまうという難点があり、利用されることは多くありません。また、大規模になると壁面に直接植物を植える、という方法がとられる場合もあります。

壁面緑化のもたらす恩恵

壁面緑化の効果は太陽光を遮ることだけではありません。窓だけではなく壁面全体を覆うことで断熱性を高めることができ、さらに葉からの蒸散による気化熱を利用した冷却効果も見込めるため、遮光効果も合わせて、建物内部、外壁の温度上昇を抑えることができます。規模にもよりますが、建物内の温度が下がれば冷房の利用も抑えることができるでしょう。さらに、植物の光合成によって二酸化炭素が吸収されるため、地球温暖化対策としても利用されています。

壁面緑化で注意するべきこと

夏場の過ごしやすさに貢献してくれる壁面緑化ですが、注意しなければいけない点も存在します。一つには、外壁内部に根が進入、成長して外壁を破壊してしまう可能性があることです。蔓植物であれば可能性は低いでしょうが、壁面に対し直に植栽する場合は注意が必要となります。もう一つが、害虫の問題です。植物には種類や数に差はありますが、どうしても虫を引き寄せてしまいます。そのため、虫が大嫌いだという人は注意しましょう。

建物の壁に植物を這わせる壁面緑化は断熱性を向上できる一方で、重量が増したり植物の根や蔓が壁材を侵食することがあります。壁を補強したり、蔓が少なく軽量な品種の植物を選ぶことが建物の強度を保つ心得です。